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だん碁通信 11月号 (H30年11月15日) [本年(平成30年)同窓会活動]

11月15日(木)定例の「だん碁会」に7名の同窓生が集まりました。 

囲碁部「だん碁会」は昨年11月に発足、1周年を迎えました。
入会者の多くはルールも知らない初心者が多く、ヨチヨチ歩きでの碁会運営ではありますが、栄城会の仲間という気軽さから碁会後の懇親会も和気あいあいの雰囲気です。

一周年を迎えるに際して、初心者からは「更なる棋力アップ」を目指したいという声があがり、今回からS先生の囲碁教室「ワンポイント・レッスン」と囲碁歴の長い二人の会員による「対局アドバイス」を行うことにしました。

午後6時、まずは囲碁歴の長い二人の会員と初心者の組み合わせで対局がスタート。
初心者が真剣な顔つきで碁盤に向かい対局を楽しみました。もう少し手加減してよという声もありましたが、初心者にとって対局で得たアドバイスは次回の碁会に向けて、自己研鑽に繋がるモチベーションとなったようです。

碁会最後の15分で行われたワンポイント・レッスンでは、テーマが「よく使う囲碁用語」、皆さんにわかり易いレクチャーだったと大変好評でした。
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S先生からは、「次回以降も実戦に役立つテーマを取りあげます!」と熱意溢れるコメントが飛び出し、会員全員が大いに期待を寄せているところです。


囲碁は欧米も含めて世界的に楽しまれているゲームで、また最近では将棋と並んで学校教育にも取り入れられているようです。
しかしながら、いざ囲碁を始めてみたいと思っても、いきなり碁会所通いやネット対局には躊躇する方が多いと思います。

栄城会という同窓生同士、アットホームな雰囲気で囲碁が打てる「だん碁会」に顔を出してみませんか?!もちろん囲碁経験者の方は大歓迎です!!

(連絡先)eijo.fukuoka@gmail.com


碁石のつぶやき
西高10回生  大塚慶弘

一年前、実行委員として準備した栄城会総会を終えほっとした頃、栄城会囲碁部の話を耳にしました。
「子供の頃、将棋をして遊んでいたけど囲碁はやったことがない。長男と遊ぶために買った将棋セットは自宅にあるが、もちろん碁盤も碁石も持ってない。」
そんな私が囲碁を始めるとは全くの想定外でした。

今年の二月、囲碁部に顔を出すことになったきっかけは、西高三年時のクラスメートMくんとMさん(夫婦ではありません)から、それぞれ熱心なお誘いを受けたからです。
特にMくんとは大学時代も学生寮で同じ釜の飯を食った仲間で、「大塚、そろそろ『老年の愉しみ』ができるようにならんといかん」と、熱燗を飲みながら熱く諭されてしまいました。
Mくんの話に興味を持ち、まず入門書を読んだのですがルールは比較的簡単で、すぐに対局できるようになる気がしました。例えば「黒石と白石を交互に打つ」といった説明があり、「なんだ、五目並べやオセロと同じか」と軽く考えて碁会に参加したわけです。

ところが、最近、やっと十九路盤(19✕19のマス目)で対局できるようになり、いざ碁盤のマス目361か所に向き合うと、どこに石を置いたら良いのかわからないのです。
対局の途中、こんな碁石のつぶやきが心の中に聞こえてきます。
「こら~、無断で入ってくるな! あのー、そこはボク達の縄張りなんだけど・・・」
「あー、(ボクの)黒石くん達が集団で拉致された~!」
どこに石を打とうかと必死に頭を働かせて気持ちにゆとりはないのですが、その時間は子供の頃に戻って「陣取り合戦」と「石取りゲーム」に熱中しています。

『老年の愉しみ』として始めた囲碁ですが、実は『童心の愉しみ』を再び見つけたような気がします。
数年後、腕をあげたボクは、
「天神の蕎麦屋で板わさ摘まんで熱燗ば飲まんね! そいから碁石も摘まもうか!!」
というM君からの誘いに嬉々として出かけ、盤上で碁石たちが躍る様子をほろ酔い気分で楽しんでいることでしょう。

さて、最後になりますが、
腕自慢の方はもちろん、それなりの方も、初心者の方も、ぜひ一度「だん碁会」にお越しください。お待ちしています。

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※次回は12月20日(木)18時より、日本棋院九州本部にて
(文責:10回生 大塚・川崎)


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